Nothing is difficult to those who have the will.

エロゲとオルタナ。そんな感じ。ちょこちょこと書き綴っていこうと思います。

年の瀬なので、2023年(にプレイした)ノベルゲーベスト10を発表してみる。

カナリヤです。今年も残すところあと僅か。皆様いかがお過ごしでしょうか。本日は2023年にプレイしたノベルゲーのなかで特に面白かった作品をランキング形式で10作品挙げてみたいと思います。

なお昨年の年間ベスト記事はこちら。

mywaymylove00.hatenablog.com

さて、ベスト10発表の前にルールとしまして、

  1. 発売時期は問わない
  2. 2022年内にプレイしたものに限定
  3. 再プレイ作品は含めない

ということを念頭に置いて読んでいただければ。また未発表作品ながら、ここでどうしても挙げておきたかったものを番外として選出しました。

 

それでは始めます。

 

番外

Dead by the River(旧題:Silent of Switchblade)


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サークル「Summertime」作品。連続殺傷事件を発端に刑事と殺人犯のインモラルな三角関係を描くビジュアルノベル。登場人物たちの抱く閉塞感、停滞感。そこにリンクするように淡々と綴られる彼らの行き場のない吐露は、決して目を逸らせてはくれません。

badcatsweekly.com

本作は作者自身で言及されているように、往年の名作ドラマ「ケイゾク」を意識したような登場人物の造形や各々の関係性、特に作者がこだわったとされる映像演出や効果音が作者の狙い通りに機能している点は本当に素晴らしい。先の読めない展開と合わせて非常にモヤモヤした言語化できない感覚をもたらされ、ケイゾク好きな僕としては夢中で読み進めてしまいました。そしてこの感覚は作者の過去作品をプレイした際の類似点でもあり、そこに魅了された身としては出典が判明したことでより嗜好が刺激される次第。あぁ癖になる。

本作は元々「Silent of Switchblade」という名称で2022年内の発表に向けて開発が進められていましたが、諸事情によって大幅なシナリオリファインがなされる旨の発表があり、最近になって新キービジュアルと同時に改題も発表されました。

マルチサイト形式になったとのことですが完成版が待ち遠しいことに変わりはありません。その期待値の高さ故に、かつシナリオリファインということで体験版時点での思いを残しておきたいという思いから未発表ながらこうして挙げさせて頂いた次第。この作者からしか味わえない独特の気持ち悪さ(褒め言葉)を早く摂取したいものです。

 

 

 

第10位

コルヌ・コピア~不思議の住む街


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サークル「Sous le Paulownia」作品。舞台はフランス。絵本作家を志す留学生コウタと人の姿をした『ふしぎけもの』達とのハートフルなお話。まず気に入ったのはその空気感。実在の現地の画像を背景にしつつ異国文化に随所で触れている点も素晴らしいのですが、なにより主要登場人物たちが良い意味で善人ばかりで彼らの会話シーンは終始穏やかで温かいのが特徴的。表情差分も豊富に用意されており、とにかく彼らをただただ眺めているだけで楽しく読めてしまいます。一方劇中ではなかなか大事になる事件も少なくないので、登場人物たちが疑心暗鬼になったり険悪になることもしばしば。けれどそんな中でも常に誰かが誰かを思う気持ち故にこのような事態に陥っているのだと、存分に示してくれていることが本作の非常に心地よい雰囲気の醸成に一役買っているのだと強く感じさせてくれます。悪役でさえも憎みきれない、優しさで包み込んでくれるこの街の懐の深さはずっと浸っていたくなるのです。

その他、いつでも見返せる「章選択」や都度更新されるサイドストーリーの「小話」、作中で登場した用語を説明する「用語辞典」など、ユーザーが本作に思いを巡らす要素をふんだんに用意しているのもまた憎い。特に進行度で徐々に解除される「小話」は心温まるものもあればお話の裏側に迫る重要なものもあり、最後までその世界観にどっぷりハマってしまいます。まぁフルスクリーンにした後ウィンドウに切り替えられないことやバックログ表示が少々手間な点などなどUIに関しては多少改善してほしい点もありますが、そんなものは重箱の隅をつつくようなもので、終始滑らかに動作する本作においては微々たる不満点と言えますね。

本作品はまだ完結しておらず、リン編とハティ編のみプレイ可能だが現時点でも非常に満足度の高い作品となっていて、これでまだ2章も残してあるのが末恐ろしい。未完ではあるものの、完成度の高さ、期待値も込みでこの順位とさせていただく。
 
 

 

第9位

ムートン・ノワール

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「羊おじさん倶楽部」作品。フリーゲーム。山奥の寮学校に軟禁された男の子たちがむごたらしく殺される日常を淡々と描いたスプラッターホラー。立ち絵もCGもない本作はどこか他人事のようにも思えて、それが世の中に理由もなく存在する残虐性をさも当然であるかのように如実に描写していきます。ゆっくりと、粛々と流れるジムノペディの調べは僕らが普段目を背けている現実だとでも言い聞かせるように。

個性を排し日常に同化されていく子供たちの死は、諸行無常のそれだということなのでしょう。自身と関わりのない、表情の分からない子供たちがセリフだけを残して次々に殺されていく様を面白いなぁと安全圏から呟けることに、「観測者」でいられることに、「物語」として消化できることに感謝しつつ、今日も元気に心を擦り減らしていくとしましょう。

 

 

 

第8位

HoodMaker


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2022年に解散したサークル「HoodMakers」作品。何者かになりたかった一人の青年があやふやな"それ"を目指して努力して、挫折して、諦めて、「それでも」と立ち上がって自分自身を奮い立たせて、1日分の幸せを作りたいという願いを形にしていく自伝風物語。サークル名を冠している点からも察せられるように作者の心を、魂を感じられる作品。

率直に言って評価が非常に難しい作品だと感じました。ギアがかかるまで時間を要する構成は明らかなマイナスですし、メッセージ性も作中で語れるように独りよがりと受け止められてもおかしくはありません。けれど作中で描写される現実を侵食してくる虚構の存在感、なによりこのサークル自身との関連付けられた演出は僕の琴線に触れるものだったことは間違いありません。関連作である、「~隣のレジの君~HoodMakers_Side_Story」「『IF』がユメであるように、夢がゆめであるように」も時間を置かずにプレイしましたが、ここで端的に描かれる登場人物たちの心の揺れ動きは非常に現実に即していて、創作に携わる人の苦悩と、それでも何かを表現せずにはいられない性があまりにも愛おしく思えてくるのです。

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評価が難しいという感想も結局は僕が創作側の人間ではなく受け取る側の人間に過ぎない、ということも大きいのでしょう。本当の意味で彼らの苦悩は理解できませんし、できたなどと宣うことは日々魂を削る彼らに対してあまりに不躾に過ぎます。でもこの胸を締め付ける感情はきっと彼らの見る景色の一端なのだと思うのです。サークルは残念ながら解散してしまいましたが、作者自身はゲーム制作を続けており、新作体験版や短編ノベルゲームが発表されています。novelgame.jp

願わくはこれからも、誰かの心に刺さるゲームを作り続けてほしい。

 

 

 

第7位

蒼の彼方のフォーリズムEXTRA2


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「sprite」作品。2014年に発売された「蒼の彼方のフォーリズム」のメインヒロインの一人、みさきルートの後日談にしてメーカー曰く「正統続編」。一時は発売中止がアナウンスされるなど本作が出るまでは紆余曲折あったようですが、こうして無事に僕を夢中にさせてくれたお話の続きを楽しめてひと安心。全ルート感想書くくらいには大好きな作品だったので制作再開の発表は嬉しかったですね。

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本編では実現しなかった真藤VS青柳部長などの対戦や演出面の強化も素晴らしく、あれから9年経っていて色褪せるどころかよりキレッキレになった本作の魅力を十二分に堪能できました。商業という舞台において妥協しない作品づくりを堪能できたのはまさしく僥倖。ホントすっごい力入っててびっくりしました。「FILMIC NOVEL」の名は伊達ではなく圧倒されてしまいましたね。

一部登場しないキャラはいたものの後日談らしくお祭り感のある構成になっていた点、白瀬兄妹など本編では描写不足だったサブキャラの掘り下げもされていて大満足のFD。お話的にもみさきルートで描いてくれたスポーツの進化という部分に焦点を当てながらも、スポーツの負の部分にもしっかりと向き合い前を向いていく姿というのは実に清々しい。これぞスポ根。これぞ青春。


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…これでZWEIが出てくれれば最高なんだけどな…。

 

 

 

第6位

デイグラシアの羅針盤


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サークル「カタリスト」作品。水深700mの海底に沈んだ潜水艇を舞台にしたSFサスペンス。状況が刻一刻と変化する環境においての最善の選択とは何か?あの時こうしていたら。或いはしなければ。後悔は未来にこそ抱くものであり、その瞬間の選択はたとえ結果が伴わずとも最善であったのは間違いないはず。

繰り返す記録と記憶は当事者たちを慰めこそすれ、事実を決して捻じ曲げはしません。決めるのはあなた。正解のないノベルゲーム。ただ決して優しい物語などではありません。これ見よがしに用意されたハッピーエンドですら、何かが、誰かが足りない。たとえ嘘でも誤魔化されやしない。辿り着けない「真実」を前にできることは目に焼き付けること。彼らがどう生きたのか。本作はそれを辿るお話。

序盤こそ一部キャラのエキセントリックな言動に戸惑いはしましたが、中盤以降は怒涛の展開に目が離せませんでした。「EVER17」リスペクトは伊達ではなかったですね。オマージュを見せつけつつ、本作独自のエンディングを描き切ったのは見事と言うほかありません。

 

 

 

第5位

キラキラミラ 8人の遺伝子異常者と血の幽霊


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閉鎖された学校で生徒同士が殺し合う、と書くとダンガンロンパを思い浮かべてしまいますが、まさしく本作はその影響を諸に受けているであろう作品。登場人物たちは各々が特殊能力を有していてそれを念頭に置いて事件を推理していきます。なんといっても大量に用意された臨場感たっぷりのスチルが素晴らしい。決して美麗とは言えないもののその勢いで圧倒されてしまいます。議論パートでも主人公のすべてを記憶する能力「メモライズ」から証拠となる記憶を呼び起こすのが非常に楽しい。キャラの背景も十二分に描写していてお話に飽きが来ない点も良いですね。

本作は夏真っ盛りの時期にプレイしましたが、誰もが犯人足り得る緊張感とねっとりとした夏の暑さの気持ち悪さが良い感じでリンクしたような、そういった良い空気感を味わえました。

 

 

 

第4位

ハルカの国 ~大正決戦編~

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サークル「STUDIO・HOMMAGE」作品。国シリーズ最新作。全六作を予定している「ハルカの国」の四作目。終わってみて最初に感じたことは、とにかく良かったということ。我ながらあまりに単純すぎるその感想は流石にどうなの、と思わなくもありませんが過去作ほど怒涛の展開や時勢に振り回される描写が比較的少ないことも相まって、キャラクターの心情にフォーカスしたが故にしみじみとホッとしたという印象を抱いたのでしょう。

思えば第一作目「明治越冬編」のキャッチコピーは「強さは、私のものだった」というそれはそれは強烈なものでした。その大言壮語な謳い文句はあまりに純粋無垢な響きを持っていて僕は初見で心を鷲掴みにされたわけですが、それは決して僕だけではなくユーザーは漏れなく発した登場人物に対して直情的で視野が狭く、その強さという曖昧なものにしがみつくような余裕のなさすらも伺わせていたはず。四作目である本作では件の登場人物が過去三作での経験からの確かな成長をこれでもかというほどに見せつけてくれます。瞬間的な衝撃には乏しくとも、蒔いた種からようやく実をつけ花開く様を特等席で観られたような。溢れ出る涙のような一過性のものではなく、心の奥底に留まってくれるかのような、そんなしみじみとした日常の温かさを抱くはずです。

初めての「国」体験から早2年が経とうとしています。様々な作品がある中でこの「ハルカの国」では過去三作で泣かされ続けてきたわけですが、今作では不思議と涙の一滴も出ませんでした。むしろ登場人物たちのほうが号泣していたのではないでしょうか。日常を殊更有り難がるのではなく、それを自然に思うこと。どうやら僕にとって「ハルカの国」の価値はそうした何よりも大切なものと同種であるようです。

数多の出会いと別れを経て、寂しさとともに歩んだ道のりの果てに、強さに縋ったあの時の自分とあの時の自分が追い求めた強さの意味を知る。魂を削る咆哮のような感情の発露は本人以外には拙く映るもの。だからこそそこに映るは彼らの自然体に他なりません。「強さは、私のものだった。」なるほど、では、今は? この感情の揺さぶりは百年を描くハルカの国シリーズだからこそ。

本作もまた未完であるものの、お話としては一区切りついていることもありランクイン、というかブレブレの方針になるくらいに単純にこの話が好きなだけなんですけど。

 

 

 

第3位

同人ing~Let's make the doujin game~

昨年解散が発表されたサークル「星団ファミリー」作品。同人ノベルゲーム制作に青春をかける高校生達を描いたほぼほぼスポ根。創作の醍醐味や苦悩、そこに至るまでの道程を丁寧に、熱く、これでもかというくらいドラマチックに描写します。キャラの青臭さや御都合主義は多少大袈裟に映るものの、その熱には確かな説得力が宿っています。

主人公の挫折からの出会いと転機。仲間たちとの切磋琢磨、ライバル登場や"最凶の敵"という壁。王道展開を余すところなく詰め込んでくれてもなお、同人らしさを失わないのは同人という舞台の裏側まできちんと描写してくれていたからだと思います。

「ありがとう」という言葉がディスプレイに映るたびにまるで自分のことのように心が暖かくなります。設営のボランティアやレビュアーといった存在への描写の細かさは、これもまた創作というものへの愛の形なのでしょう。そういう微細な部分に宿るのだと思います。「熱」というものは。

創作って、物語っていいな。そう思えただけでもこの作品をやった価値があります。僕はこうして消費するだけの矮小な人間で涙腺を緩ませることくらいしかできないけれど胸に抱いた満足感と感謝の気持ちがいつかどこかで、こうして提供してくれている彼らに還元されることがあればいいなと強く、強く思わずにはいられません。

良い作品をありがとうございました。そしてお疲れ様でした。

 

 

 

第2位

パラノマサイト FILE23 本所七不思議


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呪いの力を得た9人の男女によるサスペンスホラーADV。蘇りの秘術を巡ってそれぞれの思惑が交錯するなか、登場人物の視点を変えながら複雑に絡まった真実が次々に明らかになっていくカタルシスは群像劇ならでは。

「呪い」というワードや劇中での凄惨な死体の描写などからホラー要素を全面に押し出した作品なのかと思えばそうでもなく。むしろ中盤以降は「呪い」のルールを理解したうえで状況を打破したり事件の背景を紐解く推理要素の方を強く感じました。

調査パートではパノラマを使った全天球背景の一人称視点を活かしてマウスで視点を変えながらユーザー自ら違和感を発見させるインタラクティブ性に富んだ構成となっています。コマンド選択式のインターフェースは往年のゲームシステムを思わせるが特に古さは感じさせず、それどころかテンポの良い会話やコロコロと変わる表情や絶えず変化する画角といった演出はどれもシームレスでスピード感があり夢中でプレイしてしまいました。

なにより登場人物たちが非常に魅力的で彼らの会話劇があまりにも楽しすぎたせいか調査パートでも無駄に話しかけてしまったのはどんだけ夢中だったんだと。中でもプロタンこと櫂利飛太(かい りひた)と彼の依頼者であるマダムこと志岐間春恵(しぎま はるえ)の噛み合ってるのか噛み合ってないのかよく分からない微妙な空気感が一番好き。テンションの高いプロタンのトリッキーな言動に対してマダムのまったく抑揚のない「まぁ・・・」で応える流れは一生眺められますね。本来ならオマケ要素であるなめどり探しもくだらなすぎて全部探し出してしまいました。

不満点を言えば思ったより短く感じてしまったこと。楽しすぎて時間を忘れて遊んだという側面はあるが、登場人物のなかにはそこまで出番に恵まれていなかったり全くいいところなく噛ませ犬で終わった人物もいたりともったいない印象がありますし、また最終盤があっさりすぎてもうひと展開あってほしかったのは正直なところ。2000円足らずと激安と言っていい価格の本作にわがままだとは分かっているものの「もっともっと」と期待してしまうくらいには本作の完成度にはやられてしまいました。

 

 

 

第1位

ヒラヒラヒヒル


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「ANIPLEX.EXE」作品。企画・シナリオは泣く子も黙る、どころか一周回って微笑む瀬戸口廉也氏。死んだ人間の蘇る"風爛病"という架空の病気を巡る、人々の戦いの記録。苦悩と葛藤と、その根底にある愛とが絶妙に交差する物語。殊更悲劇的とも、喜劇とも呼べはしないこの淡々とした語り口は、まさしく僕が幾度となく魅力された瀬戸口節でした。本作はおよそ10時間程度で読み終えられる程度の分量で、30時間を超えていた前作「BLACK SHEEP TOWN」と比べると控えめですが、エンタメに舵を切ったのが前作とすればひたすら趣味に走ったようにも取れる本作は違った趣があります。個人的には唐辺葉介名義で発表された「死体泥棒」や「つめたいオゾン」を読んだ時のような感覚を抱きました。音声や効果音、BGMのあるゲームとは異なり演出面で乏しい小説は、だからこそ瀬戸口氏の容赦のない展開を淡々と描写する手法が良くも悪くも映えてしまう。本作にもそういった独特な冷たさを感じさせるものだったと思います。

文章を読むという行為にこんなにも感情を揺さぶられるのは何故でしょう。僕が普段目を背けているものを如実に描くからでしょうか。相変わらず瀬戸口は優しくはありません。見たくなかった、見ないようにしていたものを事も無げに。これまで何度も味わってきましたが、未だに僕は彼の文章を読んだ感覚を上手く言語化できる自信がありません

結局変わりないのは最後には感情をぐちゃぐちゃにされてしまうという事。なんでもない場面でも。半ば想定していた未来でも。そう着地するとは思っていなかった平凡な終わりでも。目の前の登場人物の感情がさも自分のことのように思えるからこそ、こうして読み終えた後でも、すぐさま次の瀬戸口を望んでしまうのです。

 

 

ということで2023年の1位に選出したのは「ヒラヒラヒヒル」です。思えば2020年も最後に「MUSICUS!」をプレイしましたし、2022年も「BLACK SHEEP TOWN」をやりましたね。なんでしょう、この瀬戸口に日常を侵食されてる感じ。最後に、というか瀬戸口やった後は他の物語を摂取する気にならないからこそ最後に持ってきてるに過ぎないんですが。

2024年も2023年以上に素晴らしい作品に出会えることに期待しつつ、稿を締めたいと思います。まぁ流石に瀬戸口は来ないと思いますが。

それでは、良いお年を。