Nothing is difficult to those who have the will

エロゲとオルタナ。そんな感じ。ちょこちょこと書き綴っていこうと思います。

遅ればせながら、残響さんへの返信を書いてみる。

※この記事は以前に拙記事にコメントしていただいたにもかかわらずこちらの都合で遅れに遅れた残響さんへの返信記事となります。

 

mywaymylove00.hatenablog.com

modernclothes24music.hatenablog.com

redselrla.hatenadiary.jp

ちょっと時間が経ってしまったので同記事にコメント返しもどうなの&氏の記事に直接は関係ないコメントを載せるのもどうなの。とモヤモヤしてしまったのでもう改めて記事にしてしまえ、ということになりました。ご理解ください。あと個人的な私信になりますので青臭いです。ご理解ください。

 

 

お久しぶりです。カナリヤです。返事が遅れに遅れてしまい申し訳ありません。

この度は敬愛するpillowsが参加しているにもかかわらず煮え切らないまま購入に二の足を踏んでいた僕の背中にドロップキックをかまして頂いてありがとうございます。UNISON SQUARE GARDEN 15th Anniversary Tribute Album「Thank you, ROCK BANDS!」遅ればせながら買いました。せっかくなのでいろいろテラ盛りの初回限定版を買ってみました。トリビュート盤だけでなく本人たちによる再録音源やイラスト集、漫画など音楽だけに留まらない盛り沢山の内容に、このバンドが多方面から愛され支持されている一端を垣間見てただただ圧倒されております。

さて、本命のトリビュートですが、自称古参バスターズとして今回はpillowsに注力させていただきたく。贔屓目はあるにせよpillowsの「シューゲイザースピーカー」はやはり素晴らしいな、と。イントロから「らしさ」全開でなんか笑えました。僕の知識のなさや言語の拙さから上手いこと説明するのが難しいんですが、こういうカバー企画の時のpillowsさんはとにかく自分の曲にしちゃってる感が半端なくてなんとも大人げない?といいますか。


The Pillows - Good Dreams tribute to roosters

愛は伝わったけどもうちょっと遠慮しとけよ!と思いつつ、でも本人たちも黙って粛々と受け止めるわけでもなく再録盤で改めて自分の曲ですよ!と猛アピールしてるあたりどっちもどっちで楽しそうに場外乱闘しているのがなんかもうそこはかとなくいい感じです(何が)。

 

どんなヒットソングでも救えない命があること

いい加減気づいてよ ねえ

だから音楽は今日も息をするのだろう

この歌詞を残響さんから教えていただいて、実際にさわおさんが高らかに歌い上げるのを聴いて、思いを馳せずにはいられなかったのはUNISON SQUARE GARDENも以前トリビュートで参加しましたpillowsの楽曲「Fool on the planet」です。


The Pillows - Fool On The Planet

my song is your song

時代が、誰かが望んでも、それに迎合し流されて歌うことなんて絶対するもんか。僕は僕のまま変わらない。それは絶対不変の深層心理。そうして作り上げた僕の歌はキミの歌でもあるはずなんだ。

 

pillowsの10周年を記念したベストアルバム発売に際しわざわざ書き下ろしたこの曲はどことなく郷愁と感慨とを含んでいて、気怠げで優しげなクリアな音質に包まれながらそれでいて山中さわおの確たる攻撃性を隠すことなく伝えてくるド直球なポップソングに仕上がっています。これまでの平坦ではない道程とこれからの螺旋階段のように駆け上がる音楽的欲求、そしてそんな彼らを捕まえて離さずにいてくれたバスターズへの愛ある決意表明。惑星上の愚か者。タイトルを冠するにこれほど相応しい曲はありません。

pillowsにとってロックバンドの後輩であるUNISON SQUARE GARDENの田淵さんはトリビュート参加に際してこのようなインタビューに応えています。

natalie.mu

田淵 絶妙な距離感もそうだし、全然押し付けがましくなくて。そういう人たちがいい言葉を歌うと、それをメッセージだと思ってなくてもスッと入ってくるんですよ。メッセージが届く届かないって、バンドのスタンスによると思うんですよね。同じ詞であっても、ライブのMCでカッコつけながら「今回の新曲にはみんなに聴いてほしいメッセージがあって。そんな思いを込めて書きました」みたいなことを言って歌っても、グッと来ないだろうし。そのバンドが持ってるスタンス、それまで作ってきた歴史の中から出てきた言葉だからこそ、グッと来るんじゃないかなって思ったりはしますね。

 

pillowsのそうした思いが地続きに浸透してSYMPATHYとなって「シューゲイザースピーカー」という楽曲に繋がっていったんだとしたら。そしてpillowsもそれを汲み取ってロックバンドとしてのリプライに同じ熱量でもって「my song is your song!アウイエー!」と、歌が難しいと愚痴りつつも今回応えたのだとしたら、こんな幸せで羨ましい関係性はないよなぁと思うのです。

 

そんなことを考えながらTHE BACK HORNによる男臭い「シャンデリア・ワルツ」を聴いて改めてすげー良い曲だとじわりじわりと感じ入り、そして何の気なしに再録盤の原曲を聴いたとき以前よりも更に高密度でガツンとくるものがありました。


「シャンデリア・ワルツ」from UNISON SQUARE GARDEN LIVE SPECIAL "fun time 724" at Nippon Budokan 2015.7.24

ハローグッバイ。行き着いた先に何も無くても息をする僕らは構わない。世界が始まる音がする。あぁ僕にとっての「my song is your song」はこんなところに優しく佇んでいてくれたのか!

 

この胸に去来する晴れ渡る空のような感情。機会を与えてくれた残響さんに改めて感謝を。

 

 

P.S いち音楽リスナーとして、こちらの更新も楽しみにしております。

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