Nothing is difficult to those who have the will.

エロゲとオルタナ。そんな感じ。ちょこちょこと書き綴っていこうと思います。

愛してるぜ、リッキー。「木下理樹生誕祭2018~BAN NEN~」に行ってきました。

カナリヤです。10月13日東京都渋谷区は恵比寿にあるLIQUIDROOMにて行われた「木下理樹生誕祭2018~BAN NEN~」に行ってきました。行っちゃいました。40男の誕生日を祝うためだけにチケット代+往復新幹線代を支払って行ってきましたよ。

しかしたかだかひとりのミュージシャンの四十路を祝うためにライブハウスを貸し切りにするとはなんて剛毅な。そしてオールナイト。おぉぉぉ・・・(戸惑い)。僕としても久々の東京遠征しかもオールナイトなんて初めて。もしかしたら最初で最後の機会かもしれぬ、ということでいい歳した社会人が後先考えずに参戦です。

以下はライブレポ。木下理樹を祝いに駆けつけたゲストミュージシャン達の愛溢れるパフォーマンスと茶番劇。そしてART-SCHOOLはToddyことギター戸高氏による、この夜だけの特別なセトリが激しく火を噴くんだぜ。

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遠い日の散らばった夢は、星になって頭上にあった。遅ればせながら、劇場版「フリクリ オルタナ」を観て、改めて「フリクリ」に思いを馳せる。

Blues Drive Monster

歳の離れた兄がpillowsにドハマりしていた頃、僕はまだ小学生だった。TVから流れてくるポップソングとは少し違う、まだ違和感としか受け止められなかった幼い時分。そんなpillowsを自らの意思で聴いている、僕にとっては既に大人のような存在だった兄への憧れとか羨ましさとか。少しでも近づきたくて兄を追いかけるように僕もpillowsを聴き始めた。タバコとか、そういうのと同じようなものだったんだろう。そうすることが当時はバカみたいにかっこよく思えたんだ。

背伸びから始まった僕の音楽観はこうして時間をかけて少しずつ形成されていった。そんな頃だ。「フリクリ」を初めて観たときは。ちょうど主人公ナオ太と同じくらいの。

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遅ればせながらようやっと、ART-SCHOOL 4thアルバム「Flora」のレビューを書いてみる。

カナリヤです。本日はART-SCHOOLの4枚目のフルアルバム「Flora」のレビューを書いてみます。発売は2007年。…結構最近じゃないですかね?(錯乱)

冬のような冷たく痛々しいサウンドで当時のダウナー人間共に共感でもって受け入れられた2ndフルアルバム「LOVE/HATE」から4年。初期メンバー脱退後のアルバム制作もこれで2作目。新体制も板に付いてきた彼らの描いた新しい「光」の世界とは。

それでは始めていきます。

 

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the pillowsツアー「RETURN TO THIRD MOVEMENT! Vol.2」に行ってきました。アウイエ。

カナリヤです。さる5月25日仙台Rensaにて行われましたthe pillowsツアー「RETURN TO THIRD MOVEMENT! Vol.2」に行ってきましたのでそのレポです。レポという名の思い出語りです。

もうじき結成29年目のおっさんバンド「the pillows」が過去に発表したアルバムを再現するツアー「RETURN TO THIRD MOVEMENT! 」早くも第2弾です。

昨年の11月~12月に開催されたVol.1では「第3期」と呼ばれる時期の序盤、1997年発売の5thアルバム「Please Mr.Lostman」と1998年発売の6thアルバム「LITTLE BUSTERS」からの楽曲が披露されましたが、Vol.2の今回は1999年に発表された7thアルバム「RUNNERS HIGH」と8thアルバム「HAPPY BIVOUAC」からなる構成となります。

当時から好きだった人達も、後から好きになった人達も。あの時のあの曲を聴くための、そして開かない扉の前でそれでも歌い続けた彼らのためのツアー。

満を持して味わってきます。アウイエ!

 

以下はセトリ。全曲動画載せてます。正直やりすぎだと思う。

 

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ART-SCHOOL TOUR 2018 In Colorsに行ってきました。

お久しぶりです。カナリヤです。4月18日、仙台LIVE HOUSE enn 2ndで行われた「ART-SCHOOL TOUR 2018 In Colors」に行ってきました。せっかくですので記事にします。

いやーいいですよね、ライブ。久々の、そして念願だったART-SCHOOLのワンマンライブです。

 

去年のフェスで生ART-SCHOOLは味わえたものの数曲だけではやはり不十分。前座扱いなぞ笑止。物足りないのだ。思う存分彼らだけを堪能すべく今回の参加と相成りました。

 

以下はセトリ。

※☆は新譜です。

木下理樹だけ呼び捨てなのはそういう仕様です。

 

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2人の月日に思いを馳せる。遅ればせながらtone work's最新作「銀色、遥か」瑞羽ルートの感想を書いてみる。

カナリヤです。本日はtone work's最新作「銀色、遥か」瑞羽ルートの感想を書いてみます。1ルートだけですが、ご容赦ください。

 

※以下は「銀色、遥か」瑞羽ルートのネタバレを含みます。

 

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あれこれ言っても最大の要因は僕の知識不足。Baseson最新作「真・恋姫夢想-革命-蒼天の覇王」と以前プレイした「戦国恋姫〜乙女絢爛☆戦国絵巻〜」を比較してみる。

カナリヤです。Baseson最新作「真・恋姫夢想-革命-蒼天の覇王」のレビューです。Basesonはこれで2作目。「戦国恋姫〜乙女絢爛☆戦国絵巻〜」に続く「恋姫シリーズ」への挑戦でしたが、なかなかどうしてモヤっとする結果に。というか、前に書いたこの記事で、

mywaymylove00.hatenablog.com

さらっと65点とか言ってて何なんですがあれって実はかなり面白かったのでは…?と戦国恋姫を再評価する動きが僕の中で沸々と。

今回は「戦国恋姫〜乙女絢爛☆戦国絵巻〜」「真・恋姫夢想-革命-蒼天の覇王」の両者を比較して僕が前者のどこに魅力を覚え、後者のどこにがっかりしたのかを書いていこうかと思います。

 

※以下は「戦国恋姫〜乙女絢爛☆戦国絵巻〜(以下、戦国恋姫)」「真・恋姫夢想-革命-蒼天の覇王(以下、蒼天)」の軽微なネタバレを含みます。また書かれた内容はあくまで筆者の個人的見解であることをご理解ください。

 

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